伊藤理容院 ブログ
福岡に行って参りました!
どうも、代表の伊藤です!少しお休みを貰い福岡に行って参りました。
自分にとっては福岡って凄い大切な場所で学生時代の苦楽を味わったりや理容の原点なので思い入れのある所で定期的に伺っております。
今回は特に何という主語はありませんがダラダラ綴ろうと思います。
主な目的は学生時代の同期や科の友達に会いに行く事だったんです。前々から決まってた事でこの日の為にお盆の繁忙期を乗り越えれたと思います笑
天草からは陸路で4時間半〜5時間はかかるので行くまででも中々の旅になりますね。
でも道中は音楽聴いたり、この道変わったな変わらないなと物思いにふけることが出来るので自分は悪くない時間と思いますし、非常に有意義な時間です。そんなこんなで福岡に着いてやっぱり天草や熊本と規模が違ったので久しぶりに福岡来たなって身が引き締まりましたね。
ほぼ1年振り位だったんですけど交通とか色々変わってて少し大変でしたね。
ちょっと迷ったりもしました笑
でも無事友達と再会できて懐かしい気分になれました。久しぶりに賑やかな場ですごく楽しかったですね。個人的には昔話に花を咲かせたりその場の雰囲気も好きなんですが、自分は理容や今のみんなの現状の共有をするのが密かな楽しみだったんですよね。
そんな中でやはり自分たちは理美容師だなと。
というともやはりお酒も入りますしそういう話は避けては通れません。色々床屋や技術の事について話すことが出来ました。
正直、自分は天草ので家業を継いでいるので皆とは同じ道でもその歩んでる道は雑草だったり砂だったり種類は違うんですよね。
周りはカリキュラムやノルマがある中での研鑽、自分は技術の向上は個人的な練習が主なのでインプットの分野が凄く広く深く追求しないとなんですよね。
なのでこうやって情報や考えの共有が出来ることって凄く大切で自分の視野が広がった感じがして好きなんです。案の定その通りで、今回の福岡旅、理容としての収穫も沢山ありました。自分が気づかず、発見出来てないことが見つかるって人としても技術者としてもレベルアップできるチャンスだと思うんです。もちろん自分はそういう事を気づかせてくれる周りに恵まれてるからこそなんですが。本当に感謝ですね。
まぁこれからはその考えや構想を可視化して行く番です。天草に帰って沢山自分に還元させていこうと思います!天草って福岡ほど都会じゃないですし人口だってその分布も大きく異なります。
だからこそ自分に芯を持って行動する事が大切なんだと思います。沢山の人達がいる場所で突出する事って難しいことだと思うんです。逆に言えば周りに順応する事も1つの生存戦略だと思います。しかし自分は天草で天草に順応する事は部分的に違うと思うんです。人口も少なくローカルだからこそ自分の考えを持って、発信して尖って行きたいですね。尖りやすいということもありますが、それが人に認められたら凄いかっこいい事と思うんです。自分がその先駆者になったり周りが自分のしていることにリスペクトを持ってくれる。理容師としてそれは誉れだと感じます。
せっかく地元に帰ってきて、技術職をしているんですからもっと周りを幸せに理容師という仕事を格好良くして行きたいですね。そのためにはまず考えや技術を自分なりに深めていきます。
長くなりましたが、このような気持ちがもっと強くなったそんな時間になりました。
そうさせてくれる自分の周りの人達が大好きです。福岡ってやっぱりいいところだなと。
また、行きます!!以上、最高の福岡旅でした。
昔は鋏を自分で磨ぐ事が常識!
どうも!代表の伊藤早汰です。
ここ最近、お客様に有難いことに忙しくさせて貰いました。お盆も過ぎ、ようやく穏やかな日々になりつつあります。バタバタだった事もあり、なかなか更新出来ず申し訳ありません。
こうして9月にも入ったので気分転換も含め、ブログを更新しようかと思います!
今回はハサミについて少しお話しようかと思います!
ちなみにハサミの漢字って分かりますか?漢字では「鋏」と書くんですよね。個人的にはかっこいい漢字と思いますし、雰囲気が出るのでインスタ等でもこちらを多用してます。加えてこちらでもこの鋏という漢字を使っていきます。
さて、話を戻しますが、鋏といっても例えば種類や素材、色々と奥深いものではあるんですよね。
今回はその鋏の手入れにスポットを当てて行きます。
実は鋏って文房具のハサミとは違って物凄く繊細な道具なんですよね。落としたら刃同士の噛み合いが悪くなって1発アウトですし、基本それだけ繊細な物ですから、その分値も高くなります。
ちなみに自分の使っている鋏は1つ10万くらいします。かなり高いと思うかもしれませんが、他の同業者の方々はもっと高価な物を使ったりしてます。でも値段では無くて結局は自分の手にその鋏が合うかどうかなんですけどね。あくまでそれくらいの値が張ってるという話です。
そんな鋏事情ですがもちろん道具もお客様同様、大切にしてなんぼの世界です。道具の手入れは基本中の基本ですからね。
今でこそ鋏には研ぎ師という方がいらっしゃいますが、昔は鋏も理容師自ら磨いで手入れをしていたんです。これは自分の祖父の時代くらいだったのでもう60~50年前くらいの文化になります。
鋏を磨ぐ事は徒弟制度でお店に勤める際のカリキュラムにあったんです。もちろん砥石も店には常備されていました。
昔の鋏ですので仕事をすればするほど摩耗します。現代の鋏でももちろん摩耗はしますが、材質や手入れ方法など今日に至るまでに進化してるので、その必要が無くなったわけです。
また鋏を磨ぎ終わってからも気は抜けません。
鋏の開閉や髪を切る感覚は職人にとって大事なものです。鋏のネジ締めや刃の角度、もちろんその小さな部分にもこだわる必要があったんですよね。昔はそういう事も1つの慣習として行っていたので凄いと感心するばかりです。
もちろん自分は絶対にしないですし、するにせよ鋏を分解して中に付いている毛の掃除や油差しをするくらいです。
今日に至るまでに手入れに関することだけでもこれだけ進化してきました。先程、研ぎ師さんの事に触れましたが、実は担い手不足が問題として上がっています。
そういった進化の裏にはこういった問題があることも事実です。「昔と現代の調和」これを自分としては床屋の目標にしてます。
今でも昔でも愛される床屋だからこそ、昔話に花を咲かせ、現代の技術、昔の技術を織り交ぜてお客様に良いサービスを提供していきたいものです。
伊藤理容院の誕生!
どうも。いつも愛読して下さりありがとうございます。代表の伊藤早汰です。
今回は約100年の歴史。伊藤理容院の誕生について少し語って行こうかなと思います。
創業から約100年と申してますが、正確には95年なんですよね。
曽祖父である伊藤幹(みき)さんから苓北町へからこの歴史が始まりました。
当時床屋という文化も今ほど確立されてはいなく、どちらかと言うと身体的に不自由な方や社会的にマイノリティを抱えてらっしゃる方々が主に床屋をする事が多かったんですよね。
自分の曽祖父もそれは例外ではなく視力に少し問題があったんです。ですが、手に職の時代。
身体的な問題はありましたが、どこかに所属するより自分で仕事をする道を選びました。そしてこの苓北の地で伊藤床屋を始めました。
まだ自分は、何かを始めることに対するリスクを考えてしまい臆病になってしまいます。
その点、自分の手で切り開く道を選んだ曽祖父には尊敬の一言に尽きます。
そこから息子へ、そのまた息子へ…脈々と代が引き継がれ四代目の私がいます。
なので当時の道具や設備等、未だにその名残が店舗にも残ってます。そういった過去の文化との共生も1つの当院の魅力かと思います。
床屋ひいては理容は昔の良さが評価や重宝される文化だと思います。
こういったものをサービスや想いに変えて唯一無二の理容院へ出来たらと思います。
夏の理容はここが違うッ
どうも、伊藤理容院代表の伊藤早汰です。いよいよ暑さが本格的になって参りました。
伊藤理容院はお客様に満足して頂く為に季節ごとに少しだけサービスを変えているんですよね。
というわけで今回、夏本番前にどういったサービスを提供しているのかをこの場を借りて説明出来たらと思います。
夏は大きく分けると2つサービスが異なります。
1つは香粧品の違いです。
シャンプーやシェービングに使っている香粧品を清涼感のあるものに変えております。
少しでも涼しく、クールになって欲しいという気持ちで案内させて頂いてます。また、トニック系も使っております。
2つ目は接客についてです。
店内はエアコンををつけておりますので涼しい環境の中での散髪が出来るかと思います。
しかし体感は人それぞれです。年配の方は少し寒く感じる方もいらっしゃるので例えばエアコンから遠い席に案内する。
汗をかいている方にはタオルなどで先に汗を拭って快適な状態で散髪の準備に入る。
挙げたらキリがないのですがお客様が気が付かなくてもそういうの細やかなサービスが出来るか出来ないかで満足度は大きく変わるかと思います。
年々暑さが増していく中でどうやってお客様に良いサービスを提供するか、アプローチをするかを常に考えながら接客しております。
髪が伸びたから仕方なく散髪する。ではなく、
散髪がすることが少し楽しみになるような、生活の一部に少しでも寄り添えるようなそういった娯楽にしていきたいものです。
伊藤理容院どんな場所?
今回は伊藤理容院の概要に少しだけ触れていきます。
伊藤理容院は自分の曽祖父(ひいおじいちゃん)の代から始まりました。
よくお客様からも自分が三代目と間違われるんですが実は四代目なんですよね。
そこから継承されて今日に至るわけです。
やはりここまで来れたのはこの店を愛して下さるお客様あってのものです。
なので仕事を通してお客様に理容を知ってもらうと同時に良いサービスを提供したいわけです。
また、このお店の空間を気に入って下さり長居されるお客様もいらっしゃいます。
本当に嬉しいことですし近年の床屋に無いものを生み出して行きたいわけです。
インスタグラムにもあります
「理容を通じて寄り添える居場所に。」
これをモットーに最大限のサービスをお客様に提供したいんですよね。
私達も仕事はやはり楽しくしたいものですし笑
そんな雰囲気が伝わって幸せの輪が広がって欲しいと思ってます。その起源が伊藤理容院、ひいては理容業ならこんなに嬉しい事はありません。
自分たちはお客様の支払う金額の2倍の仕事を心がけています。例えばカットが3000円なら6000円の仕事をするつもりで臨んでるわけです。
金額が全てとは言いませんが最後に笑顔で帰られるお客様の姿を理容を通して作っていきたいです。
決してこれらは自分の気持ちではなく父や、祖父、曽祖父からの気持ちであり、伊藤理容院の根幹です。
そういった思いでこれからも歴史を紡いでいこうと思います。
初ブログ
ブログ始めてみます。
伊藤理容院4代目 代表の伊藤早汰(いとうはやた)と申します。
福岡から地元の天草へ戻り家業の理容師をやってます。色々初めてな事ばかりで戸惑い、ようやく天草の地へ帰ってきてから1年と3ヶ月、
サイト、ブログを始めてみようと思い一から自分で作れました。
元々は、伊藤理容院は細々と親子でやってたんですが自分も理容師になり仕事をするにあたりSNSに力を入れたいと思うようになりました。
お陰様でインスタグラムでも皆様から暖かいお言葉を沢山貰えるようになり、サイトもあれば少しはもっとこのお店に興味を持ってくださるのではないか、と思いこうして開設したのが経緯です。
天草の特に下島という場所に位置しているのがお店がある苓北町という場所です。
昨近、少子高齢化や過疎化が進み、地元の衰退がかなり目立ってます。自分もまだ若いのでこうやって何か行動に起こせないかと苦悩する日々です。
そんな中このブログやサイト等 まずはSNSに少しだけ注力してみて色んな方がこのお店を知ってもらえるように努めて行きたいという所存です。
後は、自分はこうやって何かを文字に起こす事が好きなので少し息抜きも兼ねてます笑
話は長くなりましたが、これから暖かい目で皆様が見守って下さることを切に願い初ブログとさせて頂きます。